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交通事故の疑問

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私は前職を退職してから介護の道へ進みました。全く無知の業界、初任者研修の資格をとるべく、勉強を始めました。
勤めの中で、義母より若い高齢者と出会い、元気を維持していただくために支援する、それがお仕事。

恐らく、義母の方が重症。
ただ、義母は介護認定を拒み、返納してしまいました。人の手を借りることができなかった人です。

私は結婚してから、なぜか義母のヘアカットをしていました。美容師ではないんですけど、試しにカットしたら、とても評判がよかったらしく、染めからカットに至るまで、私の親孝行の大切な時間でした。それだけは『お願いね❤』と準備して待っていてくれる。

前職で得た経験のマッサージやお灸もさせてもらって、大事なコミュニケーションでした。
日記には『息子の嫁に』『○○さんに』『娘に』と様々ですが、病院へ車で送迎した時なども記してありました。

ただ、『介護』という言葉、ほんとに嫌だったのだと思います。私のお世話にはなりたくなかったのだろうな...
プライドと“自分の努力”まさにそれだと思います。
手工芸が大好きだった義母の最後の作品です。

イメージ 1


そんな義母、早朝6時25分、5車線ある道路の渡り際(最後の車線)ではねられる。日課のお墓参りとウォーキングのため、軽装。

イメージ 2


目撃者がいません。
いたのでしょうけど、名乗り出てくれません。
直線でとても見通しの良いところ、遠くからでも歩行者の存在は確認できます。

イメージ 3


防犯カメラは250台ほど調べたというが、ダミー、街路樹に阻まれる、画像不鮮明、録画タイプではなかったなど、殆ど記録に値するものはなく、離れたバスのドライブレコレダーなどで計算するという。

交通法って、交通弱者は保護されるものだと思っていました。私、3年前に自動車免許取りました。記憶に新しいのに、歩行者の信号無視だと、過失割合が歩行者:自動車で7:3、高齢・障害者だと8:2になり、歩行者の過失となるそうです。

信号無視の高齢(障害)者は、はねてもよい、ということですか?

知らない間に法律が変わっていることに驚きました。人が一人亡くなりました。

加害者は事故を起こしてから二日間の拘留の後釈放されて普段の生活を送っています。不起訴になったら、またバンドル握るということですか?それが許せないのです。

本人が過失を認めても認めなくても証言が正しいのか、目撃者を始め、科学的な立証もしなければいけないそうです。

簡単に済むことはありません。

息子である旦那さんは仕事を休まなければならず、職場にも迷惑がかかり、私は退職、お通夜、告別式、搬送された病院からの請求、無意味な出費も恐ろしい金額。

搬送された病院からの請求も、一時的に立て替えなければならないとのこと、相手方の保険会社は解決するまで支払わない、という姿勢。

警察も弁護士さんも保険会社のことを『相手はプロですから』という。そういうあなたたちもプロ違う?

交通事故って不幸しか呼びません。
誰も笑えない。

そして直接加害者と戦うのではなく、保険会社vs弁護士さん。その道のプロ同士の争い。

表現は悪いけど、ポケモンバトルみたいです。

加害者からのお詫びはありません。
それを『なぜか?』と尋ねたら、
『保険会社に止められているのではないか』とのこと。
人の反省とか、誠意とか、
そんなところにあるのかな。

曾孫の誕生目前に、突然命を絶たれたことは義母の本望ではありません。
今でも無念で仕方ないと思います。
年末に冷たいお墓に納骨を済ませましたが、実家のドアを開けたら『おかえり』といって出てきそう。

まだまだ続くであろう刑事、民事裁判の行方、義母はどんな気持ちで見ているかな。

夢でいいから話がしたいです。

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